こんにちは、ねぷてぬです。
今は亡きN〇VERまとめリスペクトなタイトルにしてみました。
記事内容とタイトルは全く関係がありません笑
ということで、今回はRSIの解説です。
RSIとは?期間設定はどうすれば良い?
RSIは”Relative Strength Index“の略です(日本語だと相対力指数と言うらしい)。
オシレータと言えばストキャスティクスかMACDかRSI!というくらい有名なインジケータです。 (MACDをオシレータとみなすかは微妙なところではありますが、、)
計算式は下記です、意外と単純です。
要するに、期間内における値動きに対して価格上昇が占める割合は何%か?を示しています。
少しわかりにくいかもしれないので、具体例を示します。
(RSIの期間設定はデフォルトで14なので、14期間の設定を前提とします)
例1: 過去14本のローソク内訳が1.0pipsの陽線7本、1.0pipsの陰線7本の場合
→RSI = (1.0 x 7)/(1.0 x 7 + 1.0 x 7) x 100 = 50%
例2: 過去14本のローソク内訳が2.0pipsの陽線4本、1.0pipsの陰線10本の場合
→RSI = (2.0 x 4)/(2.0 x 4 + 1.0 x 10) x 100 = 44.4%
例3: 過去14本のローソク内訳が0.1pipsの陽線14本の場合
→RSI = (0.1 x 14)/(0.1 x 14) x 100 = 100%
はい、簡単ですね。
RSIが50%以上であれば、期間内における上げ幅が下げ幅より大きい(=価格は上昇している)という事です。(50%以下の場合はその逆です)
またどんなに実体が小さくても、期間内におけるローソク足が全て陽線であればRSIは100%となります。(陰線だと0%になります)
また、RSIの期間設定はデフォルトの14のままでよいと思います。
なぜなら、それが一番使用されている(=多くの人が見ている)からです(ソースは無い)。
インジケータ全般に言えることですが、より多くの人が見ている設定にする事で優位性が増します。
RSI70以上は買われすぎ、30以下は売られすぎのサイン?
RSIを使用したエントリー方法としてよく言われているのが
70%以上で買われすぎ=売りのサイン、30%以下で売られすぎ=買いのサインというものです。
が、これを鵜呑みにしてエントリー根拠とするのはやめましょう。
RSI70%の状態というのは直近の値動き合計に対して上げ幅が70%あるという事です。
つまり上げ幅が下げ幅の二倍以上ある、かなり強い買い優勢の相場なわけです。
RSI70%以上→売り、と入ったがそのまま上昇が止まらず損切、、
なんてことは非っっっ常~~~に良くあることです。
RSIを使った有効なエントリーの仕方
(以下個人的な考えです)
RSIは押し目買い、戻り売りのタイミングを計るのに使用するのが有効だと考えています。
すなわち、上位足で上昇トレンドを確認→短期足でRSI減少からの反転で買いで仕掛ける
というような使い方です(売りの場合は逆になります)。
結局、上位足のトレンドには逆らうなというのがトレードにおける大前提だと考えています。
オシレータはトレンドの転換を計るのではなく、調整の終わりを計るのに使いましょう。
ちなみに、上記のやり方でエントリータイミングを計る場合、
基準とするのは必ずしも70%, 30%でなくともよいと思います。
じゃあ何%を基準にすればいいんだ!と言われると、例の如く私はRSIはあまり使わないため、
その辺の感覚については持ち合わせていないです。悪しからず。
RSIのダイバージェンスについて
オシレータ界隈ではダイバージェンスという言葉をよく聞きます。
ダイバージェンスとは、価格とオシレータが逆行する現象のことを言います。
下記に例を挙げます(もうちょっといい例がありそうですが、探すのが面倒だった、、)。
①→②の間で価格は高値を切り上げていますが、RSIは高値を切り下げています(=逆行している)。
ダイバージェンスは反転のサインとよく言われています
確かに上の例でもダイバージェンス発生後に下落に転じています。
では、なぜダイバージェンス=反転のサインと言われているのか?
意外とその原理が説明されていることは少ないので、解説していきます。
①の時点ではRSIが非常に大きいです。
RSIが大きいという事は売りに殆ど邪魔されずに一直線で価格が上昇してきたという事です。
画像を見ればわかりますが、①の直前は陰線がほとんどなく、買いの独壇場という状態です。
ところが、②の時点では価格は高値を切り上げていますが、RSIは高値を切り下げています。
つまり①→②はまだ買いが優勢なものの、売り勢力が参入してきてもみ合いながら上昇している
という状態にあります(画像を見ても①→②では陰線が増え、もみ合いながら上昇しています)。
よってダイバージェンスの発生から言える事とは、
(トレンド継続に見えるが)相対的にトレンドが弱くなってきているという事です。
この(トレンド継続に見えるが)というのは割と重要です。
トレンドが弱くなってきている事を知りたいなら、価格が高値更新している必要はないわけです。
すなわち、価格の高値切り下げやRSIの高値切り下げだけで良いのです。
ダイバージェンスが教えてくれているのは、
一見トレンドが続くような気がするが、相対的にトレンドが弱くなっているから気をつけろ!!です。
結局何が言いたいかというと、ダイバージェンスを逆張りのサインとするべきではないという事です。
価格高値を切り上げているという事は、買い優勢なことに変わりはないのです
ダイバージェンスを確認した際に我々が下すべき判断は、
トレンドが弱くなってきているので、買いを一旦見送って様子見するだと思います。
ダイバージェンス発生後も価格の高値切り上げしていくようであればトレンド継続です、
自信を持って買いで入っていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?(これが言いたかった)
RSIは逆張りをするためのインジケータではなく、押し目買い/戻り売りをするのに有効なインジケータだと思っています。
またダイバージェンスを逆張りのサインとするのはやめましょう、
あくまで反転の可能性を示唆してくれている、くらいのものです
RSIは非常に多くのトレーダーが使用しています、正しく利用すれば非常に有効なインジケータになると思います。
以上、良いトレードライフを!